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佳子

沈殿藍(泥藍)講座を受けて

そもそも「沈殿藍」という言葉や意味を知ったのは、ネットを見ていて、SNSだったかな?


藍栽培をしていると、生葉が余ってしまうことが多く、もったいない。

沈殿藍作り

になることが多いようだ。 なんだかんだと、8年近く独学で沈澱藍作りをしてきた。

ネットで調べて、本をみたり、SNSで聞いたり。

しかし、わからないことだらけ。 感覚で作るものなのか? 私の方法では、失敗率が多い。。

また、

石灰を混ぜるタイミングがわかっても、

phの正確さは分からず、

沈澱するときもあれば、しないときもある。


濾してみると、

泥状になることもあれば、青水のままのこともある。


また、沈澱藍が出来たらどうやって染めるか?は、あまりどこにも書かれてない。


唯一、加熱して還元剤を入れて染める方法はあって、やってみたが、

色の具合の調整等がわからない。


1~2年前、Facebookの広告で目に入ってきた『沈澱作って染める講座』。飛び付きたかったが、日程のタイミングが悪く、今年こそ❗と一念発起。


3回コースで、

1.葉の収穫、水につける

2.石灰の混ぜ方

3.作った染料で、染める


1回目から水とは葉の量が全然違った。


石灰を混ぜるのも、

そもそも石灰を使っていたが、

『消石灰』

量も全然違う。


混ぜ方も、違う。


混ぜて行くうちに、少しずつ沈澱してくる。


目から鱗が落ちる。




染めの会も、びっくりの連続。 加熱する方法ではなく、45リットルのバケツに沈殿藍と水を入れて、還元剤を入れて混ぜる。 20分程度置くと、どんどん黄色の液に変わっていく。 染めるのに、15分ゆっくりつけて染めていく。 酸化させて、再度染める。を繰り返す。 根気のいる作業だった。 思い描いていた濃紺ではなかったけど、染料の量と繰り返し染めることがいいと聞いて、家でも何度も何度も染めてみたいと思った。 そう考えていたら、ずいぶん前に「自分の浴衣用反物を染めて、縫ってみたい」という夢を思い出し、胸の奥のほうでむくむく、ふわふわした感覚が出てきた。


今後は、定期的に藍染めをするか????

それとも、何か限定にするのか???? 今後の構想はいろいろ悩む。

今は、とにかく染料作りを頑張っている。



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